Employment


みなさん、ご無沙汰してます。更新しない間にあっという間に5月になってしまいました!長い事更新しなかったのには実は訳がありまして、先週はなんと、人生で一度起こるかどうかという千載一遇のチャンスがあったのです。これは前回お話した私がオンラインでピアノを教えた事に関する事だったのですが、急に来た話で、まだ本当起にモノになるのか私自身半信半疑なので、出来上がったらその際にお知らせしますね。

その出来事が終わったのが先週の金曜だったのですが、今度はその次の日の土曜に、急に昨年教えていた大学のディレクターから、「急だけど、月曜からまた大学でクラスを教えてくれないか」、と連絡がありました!もちろんオーケーしましたが、そのクラスの初日までの準備期間オンリー2日!土曜時点で大学が開いてる訳はなく、私のクラスのウェブの設定も出来ていず、生徒が何人、また誰が登録しているかも分からず、オンラインで教える為のZoomの設定も出来ていず、どうしよう…!と日曜の夜は心配で眠れず…

そんなこんなしているうちに月曜になり、午前中に何とか午後2時のクラスに間に合わせようとあたふたと大学のITとやり取りをして準備していた時に、ディレクターからまた連絡が。「あ、クラスは月、水でなく、火、木でした。」ですと!(´Д`)ハァ…と気が抜けてしまったのは言うまでもありません。でも1日準備期間が増えたので助かりました。そうこうして火曜、木曜とクラスを終え、今に至っているという訳です。そんなこんなで更新が今日になってしまいました。

又、まだ書いてはいなかったのですが、この他にもニュースがあります。これらの出来事と並行して、4/27に別の大学でも採用(非常勤ですが)が決まったのです。こんなご時世に仕事が決まるなんてありがたや~!こちらはまだオリエンテーション中でクラスはまだ受け持っていないのですが、実はこの大学に応募したのは昨年の11月。なんと応募から採用まで5カ月以上かかったのです。なのでこの採用に至るまでには長ーい道のりが!その事を含めて今回はこちら(アメリカ)の就職事情を書いてみたいと思います。(以前書いたアメリカでの就職事情の記事はコチラ

日本で就職した事が1度しかない私としては、日本の就職事情が良く分からないのですが、転職が多いアメリカでは沢山の人が常に!仕事を探しています。それはなぜかというと、転職する事で給料が上がるから。企業に勤めている際、毎年の昇給は大体2-3%です。例えば年収が$50,000(約530万円)だったとして、翌年の年収は$1,000-1,500 (10万-16万)上がる、という感じです。が!転職すると$50,000が$60,000、と急に20%アップもというのも夢じゃないのです。(もちろんここでネゴする訳ですが)

そういう訳で、私の周りでも仕事を探している話は常に聞きます。それは年収アップの為かもしれないし、会社からレイオフされたからかもしれません。(こちらの企業はすぐ人を切るので)でも正直、今まではアメリカ人でネイティブの人達は日本人の私と違って仕事が簡単に見つかるんだと思っていました。何故かと言うと、以前日本人のリクルーターの人に言われた事があるからです。「もしアメリカ人であなたと同じスキルを持っている人があなたと同時に同じポジションに応募したら、会社はどっちを取ると思う?ネイティブを取るでしょう?」と。

その時私は思いましたね。いくら英語が出来てもネイティブにはかなわない、英語ネイティブ並みに出来た時点でやっと私達(移民)はレベルがゼロになるんだ、と。言い方を変えれば、英語がネイティブ並みに出来ない時点で、移民の私達はスタート地点がマイナスなのです。でも、自分にしか出来ない何かのスキルを持っていると語学がネイティブ並みかどうかはそこまで重要でなくなります。だから移住して他国に住むと決めた時点でネイティブ並みにその国の言葉をしゃべろうとするのは時間の無駄です。何か自分にしか出来ない事を見つける方が有利だからです。

話が反れました。とにかく、私は事務職やセールスでの職探しをしていた頃はアメリカの会社からのオファーは1件も来なかったので、私のように英語が母国語でない人にはアメリカの会社からは仕事が来ず、ネイティブに仕事のオファーがいっているのだと思っていたのです。なぜこちらの履歴書は写真は載せないのに私がネイティブではないと分かるのか?それは名前です。履歴書に載せる名前で企業が判断する、と言う事はあり得ない事ではないのです。典型的な白人名の履歴書の方が黒人の名前の履歴書よりも50%も多く企業から面接の連絡が来る、という有名な研究もあるのです。

アメリカでは人種、性別、年齢などで人を差別しない、皆平等だ!と言う事を(表向きには)どの企業も謳っています。ですが、実際は、履歴書に載せている名前から性別はもちろん人種も分かる時もありますし、経歴の長さや何年に大学を卒業したのかを見れば大体の年齢も分かります。今まではどの企業も採用の際に差別はしていない、と言ってきました。でもこの研究結果により企業の採用担当者は「無意識に」差別をしていた、と証明されたのです。つまり、私の名前が日本人の名前だから英語がネイティブではないだろうと判断されて落とされていてもおかしくないのです。

では誰が一番アメリカ企業に採用されやすいのか?この理論から行くと、一番採用されやすいのは白人の若い、もしくは中年の男性という事になります。(アメリカの企業の大多数の管理職が白人男性であり、彼らは自分達に似た人を選ぶ傾向があるので)。ですが、最近になって2人の白人の男性から話を聞いて驚きました。一人は30代のエンジニア、一人は40代の物流のマネージャー。二人とも職歴はある程度あり、名前も白人男性の名前です。この二人は去年職探しをしていたのですが、二人とも50社以上履歴書を送ったにも関わらず、6ヵ月ほどなしのつぶてだったそうです。2018-19年の就職率はそんなに悪くなかったのにも関わらず、です。

結果的にエンジニアの方はは知り合いを通して得たつてで昨年就職でき、もう一人の物流マネージャーはサンディエゴでは仕事が見つからなかったのでロサンゼルスの方まで職探しのエリアを広げ、やっと見つかったセールスの仕事(物流ではなく!)の為に昨年末に引っ越してしまいました。聞くところによると、今はオンラインで仕事に簡単に応募できるものの、そこから仕事が得られる事はほぼ無く、友人や知り合いのつてで就職が決まる事が多いようです。事実、私の以前働いていた会社も、知り合いの就職が決まった場合紹介料をもらえるという制度がありました。アメリカでも結局はつてやコネが物を言うということですね。

長くなったので、私の就職までの道のりはまた次回!





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