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7月ももう半ばを過ぎてしまいましたが、みなさん如何お過ごしですか?サンディエゴはコロナ患者の増加で先週水曜からまたレストランなどで店内飲食が出来なくなったのですが、今回はその代わりに店の外での飲食が急遽OKとなり、急遽色んなレストランが駐車場や店の前の歩道に簡易のテント(学際に使われるようなビニールの屋根)を張り、そこで飲食出来るようにし始めました。街中がそんなテントで一杯になり、お祭りライトを付けている所などはさながら夏祭りかビヤガーデンかのような雰囲気です。

ところで今までビジネスが閉まっていたのに貯金の無いアメリカ人は皆どのように生計を立てていたのかと思いませんか?実はアメリカのFederal(つまり国)が、コロナのせいで失業した人にはUnemployment Benefit (失業手当)に加えてCARES Actという急遽作った法令により、週に$600ドル、つまり月に$2,400ドル割り増ししてお金をあげていたのです。(これはこないだ皆に支払われた$1,200ドルのStimulus checkとは別)。よってコロナによって失業したせいで、この間働いていた時よりもお金をもらっていた人も多くいたのでした。そのCARES Act、終わるのが実は今週なんだそう。それなのにビジネスはまだ全て再開できるわけでもなく、今後アメリカがどうなるのか心配ではあります。

私はと言えば、教えていたクラスも終わり、しばらく夏休みを満喫しようと思っていたところ、なんと!新しい大学(以前この記事で書いた大学)で8/3からスタートするクラスを受け持つ事に決まりました。最初に応募してからなんと8ヵ月!でもBetter late than never (遅い方が一生無いよりはいい)ですね。そして今回も、今まだ収束が分からないコロナの為、また全てオンラインクラスとなるそうです。本当は実際のクラスで対面式で授業をやりたいところですが、これだけはしょうがないですね。というわけでこれから約2週間、そのクラスの準備にとりかかります。

ところで、このブログを最初から読んでくださっている方はご存知かと思いますが、今では好きな仕事(大学での教職)にようやくありつけている私ですが、ずっとこうだったわけではありませんし、自分が何をしたいか前から分かっていたわけではありません。詳しくは私の過去の経歴(1-6)に書いていますが、大学を卒業してからもこれでもない、あれでもない、と、かなり紆余曲折の道のりでした。(実は大学に行く前も中国に1年留学して挫折して帰って来ている過去もあります。汗)

そして実は、私の過去の経歴の最後(6)を書いた2年前時点からも私のやりたい事は変わってきます。その時に書いていた、世界中どこからでも仕事を出来るようになりたい、というのは変わっていませんが(今コロナのせいで全てオンラインとなり、しようと思えばどこからでも授業ができ、この夢がかなうというのは皮肉!)、この記事を書いた時は実は異文化セミナーの講師の仕事は組織向けにやりたいと思っていました。ですが、いくつかの会社で半日セミナーをしてみて「半日で社員相手に教えられる内容は限られているのでそれよりももっと異文化の奥深い事を教えたい!それには講師として大学のクラスで教えるのが良いのでは?」と思い始め、そこから大学での教職を目指す事にしたのでした。

人って分からない物ですが、実は私は自分が教師になるなんて思った事は人生で一度もありませんでした。私の母は、長年子供相手に英語教師をやっていたのですが、母の仕事ぶりを見てきて、「自分には忍耐力もないし、自分は人に教えるのは下手だからそんなのは無理!」とずっと思っていたのです。なので大学院を卒業した後も、大学院を卒業したら大学で教えられることは知っていましたが、私には無理だし関係のない話だと思ってました。そんな私がどうして今大学での講師の仕事を楽しんでやっているのか?自分でも不思議に思うのですが、どうやら私が出来ないと思っていたのは「私の教職についての思い込み」と関係していたかもしれません。

私が教師とは何かと思っていたかというと、1. その専門の知識が深い、に加えて、2. 生徒に対する思いやりがある、3. 忍耐力がある、などですが、私はこの異文化のトピックに関しては色々勉強してきてはいましたが、2と3に関しては全くダメだと思っていました。そして、今まで受けてきたような教授が一方的に行う「講義」とは面白くないものだと思っていたので、そういう仕事はしたくないと思っていた節があります。ですが、いくつか組織でセミナーをしてみて、「異文化のもっと深い話をしたい」と思った時に、大学で教える、という意味が自分にとって変化しました。

具体的に言うと、大学で学生達と「異文化の色んな見解についての会話をしたい」と思ったのです。その為にすべき私の役割は、もちろん講義をすることではなく、色んな学術見解をプレゼンで紹介し、それに対して学生がどう考えるかを聞く。となると、私のする事は「教える事」ではなく、「考えさせるような質問をする」事です。つまり、Lecturer (講義する者)ではなく、いわば、学生同士が会話をする為のFacilitator(進行役)となるわけです。そして学生からの質問に答えられる為には自分も勉強する必要がある。以前から(好きな事を)学ぶことでお金を貰えたら素晴らしいと思っていたのでこれも私にぴったりでした。

そしてやってみたら意外と面白い。もちろん相手が子供でなく、大人だからということもあります。アメリカの大学生は一旦社会に出てから戻ってくる人も多いので、年齢が30代と言う人もざらで、うまく質問をすると色んな生徒の様々な意見が聞けて私自身勉強になるのです。また、おしゃべりも意見を言う学生達がしてくれ、クラス内での自分の喋る分量も少なくて済むのもボーナスです。(笑)そして単に講義を聴くというわけでなく、自分達が喋る事でクラスが進む為、生徒の受けも良くなる、というのは正に一石三鳥のような感じです。幸いな事に、先学期の生徒にも「今まで受けたクラスで一番面白かった」と言ってもらえ、改めて「やっててよかった!」と思えました。

ところで私が大学で行っている授業内のプレゼン方法ですが、どこで学んだかというと、以前日本やアメリカの会社で働いていた時の経験に加えて、大学院や、先週書いたトーストマスターズで学んだ知識を組み合わせています。そうなんです、トーストマスターズではパブリックスピーキング力だけでなく、プレゼン力も磨けるのです。先週木曜のトーストマスターズのミーティングには日本から私のメンターのMさんが参加してくださったので、彼女の体験談を紹介します。

「Toastmasters Club のミーティングに初めてZoomで日本から参加しました。初めてなので「ゲスト参加」でしたが、メンバーの皆さんたちのそれぞれの人生が感じられるようなスピーチを聴いて感動したり、即興のショートスピーチ(Table Topicsといいます)でも、いろいろなメンバーの考えを聴いて「なるほど~」と思ったり、また司会役やフィードバック役のメンバーも含め、話をしてくれた全員の話し方を聴きながら、とても勉強になりました。Toastmasters Club の良いところは、英会話教室や英会話サロンのようなところで英語で話すというものとは違って、限られた時間を意識した上で、その中で自分の考えを構築し、わかりやすく、また相手の心に響くような話し方で話すという「訓練」がとことんできることです。自分が発表するときも訓練になりますが、他のメンバーのスピーチを聴くことでも、参考になることがいっぱいあって、それもとても勉強になります。英語で自信を持って話せるようになりたい!と思う人には、ぜひおすすめです。」

今週木曜もやっているので、英語でのプレゼンが上手くなりたいと思っている方も含め、参加したい方は是非ご連絡ください。

サンディエゴトーストマスターズ7のウィークリーミーティング > 

日時:アメリカ西海岸の時間 (PST)で毎週木曜夕方18:15チェックイン、18:30開始、20:00終了
(日本時間だと毎週金曜、朝10:15チェックイン、10:30開始、正午終了。
もちろんUSの他州、他国からも参加OK。)
参加費用:ゲスト参加は無料
参加方法:ibunkakukan★gmail.com (★を@に変える)まで以下の内容をメールください。

• お名前
• 18歳以上かどうか(18歳以下は参加できません)
• どちらからの参加か(東京、鹿児島、シカゴ、など)
• ミーティングでしゃべる機会を希望するかどうか
(もちろん聞くだけでも結構です。名前と参加場所とどうやってクラブについて知ったかだけは最初に聞かれるかもですが)

メールを頂いたらズームミーティングへのリンクとミーティングのプログラムをお送りします。

それでは!





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