IQ vs EQ



週末ですが、如何お過ごしですか?
日本も猛暑のようですが、サンディエゴも最近かなり暑い日々を過ごしております。

ところでみなさんはEQという言葉を聞いたことがありますか?EQとはEmotional Intelligenceの略で、頭の良さを示すIQ (Intelligence Quotient = 知能指数) に対し、感情を理解する能力、感情的知性の意味です。

ではEQとは具体的には何なのか。“Emotional Intelligence 2.0” では、これを4つのスキルに分けています。

1. Self-Awareness(自己の感情の認識)
2. Self-Management(自己の感情の管理)
3. Social Awareness(他人の感情の認識)
4. Relationship Management(人間関係の管理)


つまり、「感情を理解する能力」というのは、自己の感情を認識するだけではなく、自分の感情を管理できる事、また、他人の感情を認識するだけでなく、それを分かってあげて管理してあげられる事、が必要という訳です。

最近なぜIQ(知能指数)でなくEQ(感情的知性)が注目されてきているかと言うと、EQと個人実績は相関関係がある事が分かったからです。実際、EQは職場で出世するのに実績を予知するのに一番重要なスキルであり、どんな種類の仕事でも、実績の58%はEQによるものという事が分かっています。

“Emotional Intelligence 2.0” によると、42,000人を調査した結果、EQのスコアが高い人は、低い人よりも年収が平均で$29,000($1= 110円として、約319万円)高かったそうです。これは、EQスコアが1点上がるごとに、$1,300年収(約14万3千円)が上がる事を示しています。(下のグラフ参照)
EQ vs. Income

これだけEQと年収の相関関係がある事が分かりながらも、Talent Smartの調査によると、50万人を調査した結果、その中で自分の感情が変化するのを認識できた人はたったの36%だったそうです。つまり、私達の3人中2人は感情に任せて日々行動している事になります。

では、自分のEQが低いと分かったからと言って、高くする事は出来るのでしょうか?幸いなことに、生涯にわたってほぼ変わる事が無いと言われるIQと違い、EQは持って生まれたものでは無く学ぶ事のできるスキルであるため、誰でも訓練する事によって伸ばすことが出来ると言う事が分かっています。

“Emotional Intelligence 2.0”では、まずはテストを受けてみて、自分のスコアが上記の1から4のどの部分で低いかが分かったら、そこを伸ばすための方法を色々と提案しています。

例えばこんな感じ。
1. Self-Awareness(自己の感情の認識)のスコアが低い場合、練習できる事
• 自分の感情が良いか悪いかを区別しない
• 自分の感情が起こす連鎖反応を観察する
• 誰が、もしくは何が自分の感情を逆なでするかを知る
• 良い気分、もしくは悪い気分に左右されない
• 自分がストレスを感じた時、どう自分が振る舞いがちかを知る

2. Self-Management(自己の感情の管理)のスコアが低い場合、練習できる事
• 感情が高まったら10数える
• 問題は一晩寝かせて考える
• 自分の心の声をコントロールする
• 物事にある制約よりも自由が利くことに焦点を当てる
• 自分のスケジュールの中に精神を充電する時間を組み込む

3. Social Awareness(他人の感情の認識)のスコアが低い場合、練習できる事
• 人のボディランゲージを観察する癖を身に付ける
• 人の話を聞く技術を身に付ける
• 人の事をより良く知る為の質問を用意しておく
• 人の身になって考える (Empathy: 共感、感情移入)
• 周りの空気を読むようにする

4. Relationship Management(人間関係の管理)

• 自分のコミュニケーションスタイルを知り、向上させる
• 思っている事と行動を一致させる(他人を混乱させる振る舞いを避ける)
• 会話をし、自分の事を共有する事で人との信頼を深める
• 他人の感情を承認する
• 人の事を気にかけている時は言葉にして表す

自分のEQスコアを知りたい方は、こちらから受けられます。(オンラインでも可)
Emotional Intelligence Appraisal® - Me Edition

もしくは、本を購入すると、テストを受ける為のパスコードが付いてきます。
日本で購入する場合はこちら。


日本語バージョンもあるみたいですが、その場合はTalent Smartのサイトから買う必要があるようです。

アメリカで購入する場合はこちら。






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