Happiness2


これからお話する内容は、私が「これからどのような人になりたいか」そして、「自分の人生で何を成し遂げたいか」という目標であると同時に、私が考えた幸せな人生を送る為のレシピです。

最初のレシピは、

1. 周りを幸せにする、エネルギーを与える、光の根源のような人になる事。

私は数年前、とても心が病んでいる人と出会いました。彼は病気で、多分幸せじゃなかったのだと思います。彼は私に毎日のように嫌がらせをしてきました。色々とひどいことも言ってきました。彼のこのようなハラスメントにあった時、私は初め、どうしたら彼に反撃ができるだろう?と考えていました。反撃さえできたら自分の心がすっきりすると思ったのです。

でも、ふとある時、その人にハラスメントを受けても自分からは優しく接した場合、自分の心が軽くなっていることに気づいたのです。

それは、こういう事だと思います。

• 人に悪いことをされ、自分が反撃をしたら、自分が相手に悪いことをし返した事で、自分の中の自分への評価がネガティブになり、自己嫌悪に陥る。

• 逆に、悪いことをされても自分は優しくした場合、自分が相手に良いことをした事で、自分の中の自分の評価がポジティブになり、自分を好ましく思う。


もちろん、ハラスメントを受けた時に、受けたままでいるのが良い、と言っているわけではありません。自分にどこまで踏み込んでいいかは相手にはっきり知らせる必要があります。(「そういう事を言われると傷つくので言わないでください」など。)

でも自分を防衛する為に、反撃として相手を攻撃する必要は無いという事です。

そして、私はここ何年かで気づいた事があります。
それは人を幸せにできる、自分が光の根源になれる事の大切さです。

世の中のたくさんの人が、自分は幸せになりたいと思っていますが、それは何かを与えられる事によって得られるものだと思っています。
自分が痩せたら、綺麗になったら、良い学校に入れたら、良い仕事が見つかったら、たくさんお金があったら、家が買えたら、素晴らしいパートナーに出会えたら、幸せになれると思っています。

でも断言しますが、それらを得て感じる幸せは長続きしません。
なぜかというと、その幸せは自分の外に求めているものだからです。

外の状況は刻々と変化します。なので、外に幸せの要因を求めると、外の状況が変わるたびに自分の幸せが振り回される事になってしまうのです。

ではどうやったら幸せになれるのか?

それは幸せを外に求めず、自分で作り出す事です。つまり、自分で幸せになる。
そして、その為には、(自分の事はまず置いといて)人を幸せにするのが一番簡単な方法です。

なぜかというと、人を幸せにすると、先ほどと同じ原理で、人を幸せにできる自分を好きになれるからです。そして、自分を好きになる事は、幸せになる事の第一歩です。
(鬱病は、自分にあまりフォーカスせずに、人に何が出来るかを考えていると治る、という説もあります。)

みんな自分が大切です。そして、ほとんどの人がほぼ24時間、自分の事だけ考えて生きています。
なので、もし人に好かれたかったら、自分を磨くより、その人にポジティブなインパクトを与える方が効果があります。

たくさんお化粧をして、綺麗な格好をして自分がどう見られているかばかり考えている人よりも、人を笑わせたり、楽しくさせる人の方が好かれるのと同じことです。
それは、みんな自分を幸せにしてくれる、楽しませてくれる人を好むからです。
みんな、エネルギーを与えてくれる人に集まる。それは、光に蛾が集まるのと同じです。

99パーセントの人々が自分の事しか考えていない中で、自分が人の事を考える人、人を幸せにできる人、光を根源になったらどうでしょう?
みんながあなたのエネルギーを欲しくて集まってきます。

人を幸せにするのは、最終的には自分の為。
なぜかというと、人間は人に貢献して自分が価値のあるものと思う事によって幸せを感じる生き物だからです。

そういう私も、いつも人の幸せを考えて行動できているわけではありません。自分自身の気分の浮き沈みもあります。そして、私も若い時はかなり自己中心的だったので、自分を変えるのに苦労し、今でもまだ成長過程です。

でも人の幸せにフォーカスするようになって、生きやすくなった事は確かです。
それよりももっと重要な事は、人の幸せにフォーカスする事で自分がもっと好きになれた事です。

「私もなかなかいいやつじゃん!」毎日そう思えたら、幸せな気持ちになれると思いませんか?

続きます。






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